『ファイナルファンタジーXV』、体験版は当初予定の2倍のプレイ時間に

スクウェア・エニックスから発売を予定しているPS4/Xbox One用ソフト『ファイナルファンタジーXV』ですが、体験版では当初予定の2倍のプレイ時間になっていることを明らかにしました。

 海外メディアのインタビューによると、体験版ではあえてロイヤルカーを登場させない選択をしたことを明言した田畑D。ロイヤルカーでの移動は、ロードムービーがテーマの本作にとって重要な要素。トレーラーでも、クルマでの移動シーンはよく見かけたが、その移動を体験版ではなくした点について、大藤氏が田畑Dにその意図を確認。

 田畑Dは、「製品版ではクルマは重要な要素だし、ロードムービーというのも重要なテーマ。そこはまったく変わっていない」としたうえで、次のように説明した。「東京ゲームショウ2014で情報を公開したとき、ユーザーの方々が気にしていたのは、プレイヤーキャラクターをどう操作するのかという部分。そのユーザーの意向を汲んで、開発スタッフと議論をしました。そこで、最初に『XV』を触ってもらうときに、道路を走るよりも、仲間どうしで、実際にフィールドを隅々まで移動して、いろいろな発見をしてもらうほうが、最初のプレイ体験としてはふさわしいのではないかという結論になりました」(田畑D)。そこで、体験版を同じダスカ地方ではあるが、徒歩を前提としたマップに変更。ゲーム進行的には、当初想定されていたエリアのちょっと手前、パーティがクルマを使えなくなるエリアを切り出すことにしたという。この変更により、田畑Dは「通常プレイは当初1時間を想定していましたが、2時間遊べる内容になって、体験版として結果的によくなったと思います」と語り、手応えも感じている様子。

なお体験版は、3月19日に発売予定の「ファイナルファンタジー零式 HD」の初回限定特典として同梱される予定です。

【海外ニュース】『ファイナルファンタジーXV』体験版は当初予定の2倍のプレイ時間に

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