カプコンは、サバイバルホラー『バイオハザード HDリマスター』をPC/PlayStation 4/Xbox One/PlayStation 3/Xbox 360向けに発売すると発表した。発売時期は、PlayStaiton 3/Xbox 360版が11月27日、PC/PlayStation 4/Xbox One版が2015年初頭の予定。
本作は、1996年に発売されたプレイステーション版ではなく、2002年にリメイクされたゲームキューブ版をベースにしているとのこと。
グラフィックはHD画質ですべて再構築されており、当時は不可能だったエフェクトも採用。さらにゲーム画面はオリジナルの4:3から16:9のワイド画面に対応し、サウンドも5.1chでの出力にも対応している。
また、本編に加え、過去のシリーズで特典として制作された「ウェスカーズリポート I&II」もリマスターされて収録されるという。
目指したものは原作の空気感を大切にする事、
そして、あえて変えない事。
第1作の『バイオハザード』を元とし、当時のスタッフがこだわり抜いたリメイク作品、『biohazard』。今回、『biohazard』を現代のゲーム機へHD化移植をする上で、私たちが掲げたコンセプトは“原作の空気感、雰囲気を大切にする”事でした。画面作り一つをとっても、単純に美しくする事だけを目指すのではなく、原作の雰囲気、空気感を表現するために、一つ一つの“部品”をバラし、磨き、そして丹念に組み上げる、と言った作業を積み重ねる事でHD化を行っています。
また、原作『biohazard』には、計算された“間”が生み出す恐怖というものがあります。その恐怖を構成する上での必要?可欠な幾つもの“間”。本作では、それらを大切にするために「あえて変えない」選択も注意を払いつつ、行っています。私たちが『biohazard HD REMASTER』で目指したのは、“原作プレイ体験”のHD化なのです。
『biohazard HD REMASTER』 開発チーム