スクウェア・エニックスは、2016年5月27日に発売予定のPS4/PS3/PS Vita『ドラゴンクエストヒーローズII 双子の王と予言の終わり』主人公(男)・ラゼルに俳優の森山未來さん、主人公(女)・テレシアに女優の武井 咲さんを起用したと発表しました。
森山未來さんのコメント
オファーが来たときは、今までにない興奮の仕方をしましたね。小さいころ、夢中になって遊んでいた「ドラゴンクエスト」。今年30周年ということで、ぼくの人生とほぼ同じだけの歴史のあるタイトルなわけで、それに関わることができたというだけでも驚きなのに、まさか「声」という形でこのタイトルに関わることになるとは!
一番思い入れのある「ドラゴンクエスト」は「III」ですね。あとは海外にいる間は、パソコンから「ドラゴンクエスト モンスターパレード」もやっていましたね。
「ドラゴンクエスト」の魅力は、冒険の中でいろいろとつまずくことが出てきたとしても、どこかに必ずヒントがあって、そのヒントをたどっていくとちゃんと物語を進めていくことができる、そんな「いい塩梅の難しさ」だと思っていますね。
そんなシリーズの生みの親である堀井さんが、収録にずっと立ち会って、演技指導までしてくれて、それはもう緊張しましたよ。でも、同時に、ゲームを作る現場に一緒に立てているということにすごく興奮しましたね。
僕が演じたキャラクター「ラゼル」は、いつもテンションがたかい熱血のキャラクター。きっと彼からは元気をいっぱいもらえると思うので、ぜひゲームの中で会えるのを楽しみにしていてくださいね。
武井咲さんのコメント
子供の時、両親がプレイしている間に挟まれながらずっと見ていた「ドラゴンクエスト」。幼い時から慣れ親しんでいたゲームの世界の中に、まさか自分が入る日が来るなんて、思ってもいませんでした!
声の演技自体はやったことはあるのですが、「ドラゴンクエストヒーローズII」はアクションRPGなので、アクションボイスがたくさんあるんですよね。勢いや力強さを、台詞だけではなく息遣いもまじえた声だけで演技するのは、むずかしさもありましたが、とても楽しく収録することができました。
収録は数日に分けておこなっていたんですが、すでに収録した自分のボイスを、開発の皆さんが超特急でゲームの中に組み込んでくださっていたんです。その開発段階の本作を触らせていただいて、ゲームから自分の声がしてくるのはなんだかとっても不思議な気持ちでした(笑)。でも、ちゃんと「テレシア」のキャラクターになっていたので、ほっと一安心です。
「テレシア」は、お姉さん気質でしっかり者。でもなんでもできちゃうわけではなくて、実はか弱い一面があったり、がんばっている姿もぜひ見ていただきたいです。いとこの「ラゼル」との関係にも注目してみてください。