今年の冬に新情報が公開されるフルリメイク版『ファイナルファンタジーVII』ですが、野村哲也氏へのインタビューで新たな情報が公開されました。
リメイクの理由については「歳だから」も。また、クラウドが女装する蜜蜂の館のエピソードもそのままで、大変だけど手を入れるべきところにはきちんと手を入れ、つまらないものにはしませんと語っています。
4Gamer:
もともと,FINAL FANTASY VIIの移植自体はこれまでに何度か行われており,PS4でも「FINAL FANTASY VII INTERNATIONAL」の配信が決定しています。その中で,今回のリメイクの話が出てきたわけですが,リメイクの企画自体は以前からあったんですか?野村氏:
実は,社内では何度かリメイクの案は上がっているんです。これまでは,案が出ては消えてを繰り返していたんですが,今回はいよいよ「やろう」ということになりました。FINAL FANTASY VII(仮)
4Gamer:
今回,ゴーサインが出たきっかけはなんだったのでしょう。野村氏:
単純に,関わっているメンバーの参加できるタイミングが合ったというのがきっかけの1つですね。それと,今回の発表のとおり,スクウェア・エニックスのPS4用タイトルが増えてきたので,ハード普及の後押しになればと思い,それらが発売される前に告知しておきたかったというのもあります。
それともう1つ。そろそろ歳だから。
――『FFVII』のフルリメイクに戻りますが、ネットではクラウドの女装とエアリスがどうなるのか、ということが話題になっています。そのあたりはいかがですか?
まず、フルリメイクという点においては、いろいろな反応があると思います。単に映像を綺麗にするだけにして内容を変えてほしくないという意見もありますが、綺麗にするだけならHD移植版と差異が少ないと考えています。
ただ、細かな描写までは現時点ではお答えできませんが、蜜蜂の館のエピソードのようにみんなの思い出にあるものまでなくしたりするような変え方はしないので、そこはご安心ください。