PS4の世界販売、年内300万台見込む

日本国内では2月22日に発売を予定しているプレイステーション4ですが、ソニーはPS4の年内売り上げについて、全世界で300万台を見込んでいるという。

11月11日(ブルームバーグ):ソニー は今週発売する据え置き型ゲーム機「プレイステーション(PS)4」の世界販売台数が年末までに300万台に上るとの見通しを示した。マイクロソフトの競合製品「Xbox・One」に先行して発売する利点を生かす。

ソニー・コンピュータエンタテインメントアメリカのジャック・トレットン社長兼最高経営責任者(CEO)は11日のインタビューで、399ドル(約3万9600円)のPS4について、クリスマスまで十分な数量を供給できると述べ、来年3月までの販売台数を500万台とした従来見通しを堅持する考えを示した。

トレットン社長は「これはマラソンであって短距離走ではないが、好スタートを切ることは良いことだ」と述べ、「そのハードルはクリアされた。申し分のない状態であることを強く確信している」と付け加えた。

2006年のPS3発売では、供給問題で当初の販売が鈍った経緯があるが、トレットン社長の発言はそうした事態の回避への自信を示している。PS4は米国では今月15日から、欧州では29日から発売されるほか、32カ国で年末商戦に向けて投入される。マイクロソフトのXbox・OneはPS4に1週間遅れて22日に13カ国で発売される予定。当初は21市場で発売する目標だったが、十分な製品供給を確保するためロシアやオランダなど8カ国への投入を14年まで延期することを8月に明らかにした。

ロバート・W・ベアードのアナリスト、コリン・セバスチャン氏は先月、ソニーとマイクロソフトの新ゲーム機の世界販売がそれぞれ、今年300万台になると予想していた。

こうした予想にトレットン社長は「非常に満足している」と述べ、「来週には販売実績を話すことができるのが楽しみだ」と語った。

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MW483R6JTSEE01.html

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