「グランツーリスモ6」のプレジデントである山内一典氏への合同インタビューが4gamerにて掲載された。PlayStation 4版については、PS3版が成長した頃に自然に現れるという。
――GT6は,PlayStation 4バージョンも検討されているとのことですが,具体的にどのような作業が進んでいるのでしょうか。
山内氏:
GT6は,多くの人が待っているPlayStation 3向けソフトとして発売しますが,リリース後にオンラインアップデートを重ね,タイトルを成長させていくつもりです。そしてプレイヤーが遊び尽くしたかな……と思う頃,PS4版が自然に現れると思います。待たせすぎることもないし,早すぎることもないでしょう。
――PS4というハードについて,どのような可能性を感じていますか?
山内氏:
基本的には,ニュートラルな良いマシンだと思っています。バランスのとれた癖のないハードなので,あとはソフトをどう作るかですね。
――PS4用コントローラである「DUALSHOCK 4」の,[L2][R2]ボタンの反り返りは,グランツーリスモチームの意見を取り入れた結果と聞きましたが,本当でしょうか。
山内氏:
私達以外にも,同じようなことを考えた人達は当然いたと思いますが,今まではコントローラを床などに置いたとき,誤入力されることがありましたよね。それを直したほうがいいのではないか,とは話しました。また,ストロークに対する正確な値を出してほしいという要望を伝えました。ポリフォニー・デジタルには,コントローラおたくが多いんですよ(笑)。
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