稲船氏のロックマン風アクション『Mighty No. 9』の日本語プロジェクトを始動

サイバーエージェント・クラウドファンディングが運営するクラウドファンディングプラットフォーム“Makuake”は、comceptが開発する横スクロールアクションゲーム『Mighty No.9』を日本語でフルボイス化するためのプロジェクトが始動したことを発表した。

■ 稲船 敬二からのメッセージ

新しいアイデア、新しいキャラクター、新しいフランチャイズ。昨年10月、kickstarterと7万人のバッカーの力によって、一人のクリエイタ—としての私の夢が実現しました。自分の作り出したアイデアやキャラクターが、これほど人々に愛されるのはクリエイタ—としてこの上ない喜びです。

kickstarterでのキャンペーンが終了し、あと数ヶ月で1年が経とうとしています。バッカーのみなさんのおかげで十分な開発資金を集めることができ、『Mighty No. 9』のファンディングは大成功と言える結果に終わりましたが、キャンペーンが終了した時点で既に「たった今、このプロジェクトを知った。まだ支援させてほしい。ファンディングを再開してもらえないか。」といった声をたくさんいただきました。

そんな声にどう応えたらいいだろうか、また私自身も「どうすれば自分のこの喜びをもっとみんなと分かち合うことができるだろうか?」と考えたとき1つのアイディアが頭に浮かびました。それは「みんなで作り上げたこのプロジェクトを更に成長させる。フランチャイズを作り上げる喜びを共有する。」ことでした。

Kickstarterが終了してすぐ『Mighty No. 9』のアニメ化や実写化、玩具化といったプロジェクトについて多方面からオファーをいただきました。これら全てのプロジェクトは、制作会社が「自分たちがリスクを背負ってでも制作を行いたい」というものばかりです。彼らの情熱は、キャンペーンを乗り越えた私たちにも劣りません。

今までのゲーム開発ならば、ゲームを発売した後にやっとこれらのプロジェクトを考えられるのですが、この『Mighty No. 9』というプロジェクトに「今までなら」という言葉はありません。私たちがやり遂げた事は「今までにないこと」なのです。

ファンディングの再開を望む声、フランチャイズを更に大きく成長させたいパートナーの熱意。2つの理由から私は『Mighty No. 9』プロジェクトのファンディング再開を決心しました。あなたのサポートで、このフランチャイズをもっともっと大きな物にする事が可能です。ぜひ私たちと一緒に主人公「BECK(ベック)」を育てていきましょう!!

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