コナミデジタルエンタテインメントは、先日公開された『METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN』のE3 2014トレーラーに寄せられた映画業界の著名人からのコメントを公開しました。
『METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN』
の衝撃的な公開――このトレーラーには、小島監督独自の象徴性(シンボル)と哲学が満ちている。小島監督はストーリーを巧妙につなぎ合わせて、観る者を翻弄させながら、同時に新たなMGS体験をたっぷりと盛り込み、私たちを悦ばせてくれる。私は、あのダイアモンド・ドッグズでの光景、スネークが骨壷の遺灰を顔に塗るシーンを観て、そこに至る多くの物語があることを確信した。また、全編に流れるマイク・オールドフィールドの「Nuclear」をよく聴いて欲しい。小島監督の卓越した構成により、その歌詞からは多くの意図を読み取ることができるだろう。来たるべき、感情を揺さぶる傑作への、鍵を。スネークの声を演じるキーファー・サザーランドも素晴らしく、ドラマを盛り上げる。ゲームプレイが待ち遠しい。
アヴィ・アラッド
映画プロデューサー:
『アメイジング・スパイダーマン』『X-MEN』
※英語音声版鑑賞による
ドストエフスキー、スタンリー・キューブリック、カラヴァッジオの精神(スピリット)が小島秀夫の体内に入り込んだのかと思えてしまう。ゲームという芸術をキャンバスに使い、怖れ気もなく、誰も到達していない場所へと立ち向かっているからだ。
息を呑むような一連の場面で描かれた、
幅広く、より複雑な人間性――『MGSV』のトレーラーはあらためて、小島秀夫が巨匠たることを証明した。未来のテクノロジーを切り拓く、大胆で果敢な一歩だ。小島秀夫は『METAL GEAR SOLID V』で、映画的なストーリーテリングと、先鋭的なゲームテクノロジーの完璧な融合を成し遂げた。一言でいうなら、天才だ。
ニコラス・ウィンディング・レフン
映画監督:『ドライヴ』『オンリー・ゴッド』
小島さんは僕にとって不変、不動の、インスピレーションの源であり、メタルギアはいつだって先鋭的(edgy)で、精力的(vital)だ。言葉を失う程の世界と感性で僕たちの期待に応えながら、さらに絶え間なく、限界に挑み続けている。このトレーラーは表現媒体の未来へと開く、息も止まる物語と芸術的発展へのとば口だ。アメージング!!
ギレルモ・デル・トロ
映画監督:『パンズ・ラビリンス』『パシフィック・リム』
私はずっと小島さんが監督した映画を観たいと思っていました。しかし『METAL GEAR SOLID V』の最新トレーラーを観て、私が間違っていたと確信しました。小島さんはすでに彼のやり方で映画を作っていたんです。『METAL GEAR SOLID』のゲームは既に映画であり、未来の映画なのです。
パク・チャヌク
映画監督:『オールド・ボーイ』『イノセント・ガーデン』
激しく狂おしく深淵な小島ワールド。このゲームを終えたとき、あなたは、まったく新しい人間に生まれ変わっていることだろう。
塚本晋也
映画監督:『鉄男 TETSUO』『ヴィタール』『悪夢探偵』
おお、凄い!美しく、完璧だ。最高の芸術品を創ったね。
ノーマン・リーダス
俳優:『処刑人』『ウォーキング・デッド』